社会福祉法人 京都社会事業財団 西陣病院
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PET Positron Emission Tomography(陽電子放射断層撮影)

PETの臨床画像


悪性腫瘍    Cancer

癌細胞の特性を利用して、腫瘍部分を検出します。

癌細胞は増殖が盛んなため、正常な細胞に比べブドウ糖をたくさん消費します。その性質を利用し、FDGと呼ばれるブドウ糖によく似た薬を用いて癌を検出します。つまり、ブドウ糖代謝の盛んな細胞にはより多くのFDGが集まるため、PETスキャナーで撮影することにより、FDGの高集積部位を癌として捉えます。

肺癌とリンパ節転移

直腸癌と肝転移

乳癌の再発

肺癌とリンパ転移 直腸癌と肝転移 乳癌の再発

原発の直腸癌と、肝臓への転移を1度の検査で検出できます。

原発の肺癌だけでなく、リンパ節への転移を高代謝部位として描出します。

乳癌の再発で、大腿部や腰椎、および肝臓への転移を確認できます。


頭頚部腫瘍の頚部リンパ節転移
CT画像 CT&PET重ね図

CT画像

CT&PET重ね図


CTとPETの画像を重ね合わせることにより、CTの解剖学的情報と、PETのFDG高集積部位の情報を併せ持った診断価値の高い画像を得ることができます。



脳疾患   Brain Disease


PET独自の視点から種々の脳疾患を診断します。

PET検査では、他の検査では得難い下記のような情報をえることができます。
1、FDGを用いた、脳腫瘍やその再発、転移性脳腫瘍の検索など。
2、標識ガスを用いた、脳血流、酸素代謝測定。
3、FDGを用いた、アルツハイマー病や、パーキンソン病などの病変の鑑別診断。
4、FDGを用いた、難治性部分てんかんの病巣局在診断。

脳腫瘍

 

脳梗塞

脳腫瘍 脳梗塞

赤い部分が脳腫瘍で、FDGが正常部位よりも強く取り込まれています。

左側の図では、血流の低下部分が認められ、治療後右側の図では血流が回復している様子がわかります。



虚血性心疾患   Ischemic Heart Disease


詳細な評価が治療方針の決定に役立っています。


心筋血流

ブドウ糖代謝

心筋血流 ブドウ糖代謝


上の図では血流が低下していますが、下図のブドウ糖代謝は保たれています。
これにより血行再建術の適応があることがわかります。



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