診療科・部門

消化器内科

消化器内科について

内科部長(消化器内視鏡センター長)葛西 恭一

■副院長 内科部長(消化器内視鏡センター長) 葛西 恭一

消化器内科

消化器内科は、消化管、肝臓、胆道、膵臓などに起こる病気の治療を専門とする診療科です。当院は日本消化器病学会の認定施設および日本消化器内視鏡学会の指導施設として認定されており、両学会の指導医、専門医を中心に高度な医療を目指しながら、患者さんの立場に立った医療を提供できるよう努力しております。

平成28年6月に従来の内視鏡室を拡充し、「消化器内視鏡センター」としてリニューアルしました。


消化管疾患

消化管とは主に食道・胃・十二指腸・小腸・大腸からなり、食物を消化・吸収し排泄します。食道・胃・十二指腸には上部消化管内視鏡(胃カメラ)を、大腸には下部消化管内視鏡(大腸カメラ)を用いて病気の診断・治療を行います。現在はNBI(narrow band imaging)と呼ばれる特殊な波長の光を用いたり画面を約100倍に拡大したりすることにより、従来以上に精密な観察を行うことが可能となり食道癌、胃癌、大腸癌の早期発見に役立っています。

当院は早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)をいち早く導入しており、高齢者や透析患者さんなど高リスクの症例に対しても安全に治療を行っております。現在は早期食道癌・早期大腸癌に対するESDも積極的に行っております。従来の内視鏡では組織学的診断が困難であった消化管粘膜下腫瘍に対しては超音波内視鏡(EUS)を用いた組織採取(EUS-FNA)が可能になり、より確実に粘膜下腫瘍の診断・治療が可能となっています。

<主な治療手技>

早期胃癌、早期食道癌、早期大腸癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術
大腸ポリープに対する内視鏡的粘膜切除術
食道静脈瘤に対する内視鏡的食道静脈瘤結紮術、内視鏡的食道静脈瘤硬化療法
悪性消化管狭窄に対する消化管ステント留置術


肝胆膵疾患

肝臓は人体最大の臓器で、胆汁の産生、栄養や薬物の代謝、毒物の解毒など様々な働きをしています。当科では肝臓外来(水曜午後、予約制)を開設しており、血液検査や、CT、MRI、超音波等の画像診断を用いて肝炎や肝癌の診断・治療を行っています。

肝炎の原因はアルコール、ウイルス(C型肝炎など)、自己免疫疾患が原因と考えられていますが、近年は脂肪が原因となる肝炎(NASH:非アルコール性脂肪性肝炎)も注目されています。C型慢性肝炎に対する治療はこれまでインターフェロン療法が中心でしたが、2014年よりインターフェロンを用いない内服薬のみによる「インターフェロンフリー治療」が可能となりました。「インターフェロンフリー治療」は副作用が少なく、インターフェロン治療の効かない方や副作用のため投与できなかった方にも安全に治療ができるようになりました。しかも「インターフェロンフリー治療」の方がより治療成績が良く大変優れた治療法です。

肝癌に対する治療は外科手術困難な症例も多く、肝動脈塞栓術(TACE)やラジオ波焼灼療法(RFA)などを併用し確実な内科的治療が可能となっております。

胆道、膵臓は、消化液(胆汁・膵液)やホルモン(インシュリンなど)の産生・分泌を行う臓器です。胆石症、膵炎や悪性腫瘍などの疾患が中心になります。消化管同様、胆・膵疾患においても超音波内視鏡は有用であり、EUS-FNAにより主に膵腫瘍の組織診断が確実に行える時代となりました。当科では総胆管結石や胆道癌、膵癌に対する内視鏡治療や化学療法も積極的に行なっております。

 <主な治療手技>

肝癌に対する内科的治療(肝動脈塞栓術、ラジオ波焼灼療法、経皮的エタノール注入療法など)
総胆管結石に対する内視鏡的乳頭切開術および結石除去術
胆道癌・膵癌に対する内視鏡的胆管ステント留置術

診療時間・担当医

診療担当医表 2018(平成30)年 6月

2018(平成30)年 5月分はこちら 休診・代診のお知らせ

  • 赤字は女性医師です
  • 「予約制」は完全予約制ではありません。受診を希望される方は受付までお申し出下さい。
内科(循環器内科、消化器内科、糖尿病内科)
受付時間
午前 8:30~11:30 1診 曽我
(予約制)
葛西
(予約制)
稲垣
(予約制)
臼井
(予約制)
葛西
(予約制)
2日 柳田
9日 伊谷
16日 柳田
23日 伊谷
30日 柳田
2診 北村
(予約制)
中森 北村
(予約制)
角田
(予約制)
中森 2日 中森
9日 休診
16日 中森
23日 北村
30日 中森
3診 角田
(予約制)

(予約制)
院長伊谷
(予約制)
平野
(予約制)
小林
(予約制)
2日 葛西
9日 松浦
16日 葛西
23日 松浦
30日 葛西
4診 柳田
(予約制)
松浦
(予約制)
柳田
(予約制)
中村
(予約制)
松浦
(予約制)
16日 吉田
(予約制)
5診 塚本
(予約制)
矢野
(予約制)
矢野
(予約制)
塚本
(予約制)
矢野
(予約制)
6診 上田
(予約制)
平井
(予約制)
13日 福井
(予約制/11:00まで)
上田
(予約制)
鈴木
(予約制)
2日 上田
9日 平井
16日 上田
23日 平井
30日 上田
午後 13:00~15:30 糖尿病外来
金綱
(予約制)
糖尿病外来
金綱
(予約制)
呼吸器外来
上田
(予約制)
呼吸器外来
今林
(予約制)
肝臓外来
葛西
(予約制)
膠原病外来
柳田
(予約制)
禁煙外来
上田
(完全予約制)
夜間 16:30~19:00 稲垣 鈴木 葛西 柳田 曽我
北村 平野 角田 小林 中森
松浦 下村

診療実績

検査・治療名
2017年度件数
上部消化管内視鏡検査 2828
  EMR(内視鏡的粘膜切除術) 9
  ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術) 63
  EIS/EVL(硬化療法/結紮術) 20
  EUS(超音波内視鏡) 69
    EUS-FNA(EUS下穿刺吸引術) 9
  その他(止血術、拡張術等) 127
下部消化管内視鏡検査 1949
  EMR(内視鏡的粘膜切除術) 683
  ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術) 13
  その他(止血術、ステント留置等) 35
胆膵内視鏡検査 127
  胆管ステント留置術 99
  乳頭切開術 7
  その他 18
腹部超音波検査 3240
  肝腫瘍に対する局所療法(RFA) 33
  経皮的胆道治療 9
肝腫瘍に対する経カテーテル的治療 12

病院広報誌より

西陣病院の広報誌、「西陣病院だより」に掲載しました消化器内科医師の記事を紹介しております。

担当医師の紹介です

職名
氏名
卒業年次
専門分野 / 専門医・認定医
診療についてのモットー
院長
伊谷 賢次
S55
専門:消化器疾患
日本内科学会認定内科医
日本消化器内視鏡学会認定専門医
日本消化器病学会指導医
最良の治療に全力投球
院長補佐
在宅部長
松浦 史良
S52
専門:内科一般 患者さんを家族と思って診療
副院長
内科部長
柳田 國雄
S58
専門:膠原病リウマチ疾患
日本内科学会総合内科専門医
日本内科学会認定内科医
日本リウマチ学会リウマチ専門医
日本消化器病学会指導医
日本消化器内視鏡学会認定医
日本病態栄養学会評議員
日本静脈経腸栄養学会TNT研修修了
京都府立医科大学臨床教授
日本医師会産業医
緩和ケア研修会修了
誠実な診療
副院長
内科部長
葛西 恭一
H1
専門:消化器疾患
日本内科学会総合内科専門医
日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会指導医・地方会評議員
日本消化器内視鏡学会指導医・地方会評議員
日本消化管学会胃腸科指導医
日本肝臓学会肝臓専門医
京都府立医科大学臨床教授
緩和ケア研修会修了
判りやすい言葉で説明
内科副部長
中村 英樹
H6
専門:消化器疾患
日本内科学会総合内科専門医
日本消化器病学会専門医・指導医・支部評議員
日本消化器内視鏡学会専門医
日本肝臓学会肝臓専門医
緩和ケア研修会修了
患者さんの気持ちに寄り添う
診療を心掛けています。
内科副部長
曽我 幸一
H13
専門:消化器疾患
日本内科学会総合内科専門医
日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会指導医・地方会評議員
日本肝臓学会肝臓専門医
日本ヘリコバクター学会H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医
がん治療認定医
日本医師会産業医
日本静脈経腸栄養学会・日本外科代謝栄養学会認定NST医師教育セミナー修了
日本消化器内視鏡学会認定専門医
日本消化管学会胃腸科専門医・指導医
緩和ケア研修会修了
優しく、正しい診療
内科副部長
稲垣 恭和
H13
専門:消化器疾患
日本内科学会認定内科医
日本内科学会総合内科専門医
日本消化器病学会専門医・地方会評議員
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医・地方会評議員
日本肝臓学会肝臓専門医
緩和ケア研修会修了
丁寧でわかりやすい診療を
内科医長
臼井 智彦
H15
専門:消化器疾患
日本内科学会認定内科医
日本消化器内視鏡学会認定専門医
日本消化器病学会専門医
日本医師会産業医
患者さんにわかりやすい説明を
内科医長
鄭 哲臣
H20
専門:消化器疾患
日本内科学会認定内科医
日本消化器内視鏡学会認定専門医
日本消化器病学会専門医
緩和ケア研修会修了
一人一人の患者さんにあった
オーダーメイドな治療を行うこと
内科医長
鈴木 俊生
H21
専門:消化器疾患
日本内科学会認定内科医
日本消化器内視鏡学会認定専門医
ていねいな診療を心がけます。
内科医員
下村 聡一
H25
患者さんに信頼して頂けるような
丁寧な診療が行えるよう、
がんばります。
非常勤医師
竹中 信也
H1
専門:消化器疾患 主治医の責任