西陣だより

日本列島 ”食” めぐり「京都府」

(この記事は2018年7・8月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)

栄養科 管理栄養士 安井 裕香

全国各地の特色ある料理や名物をご紹介していきます。

京都府

~いとこ汁~

 いとこ汁は、京都市上賀茂地域の伝統行事「幸在祭」や、長岡京市浄土谷の8月13日にお精霊さんを迎える際の行事食で、邪気払いや子孫繁栄の願いが込められた精進料理です。
 かぼちゃと小豆の他に、上賀茂地域では里芋を、長岡京市では茄子を入れしょうゆとみそで味付けした汁物です。「いとこ」の由来には諸説ありますが、それぞれの具材を別々(めいめい)に煮ることや、火の通りにくい材料を順々(おいおい)に煮るといった「姪と姪」や「甥と甥」から「いとこ」となったと言われています。

●いとこ汁 1人分: エネルギー120kcal たんぱく質6.3g 塩分1.1g
材料 (4人分) 作り方

茄子 1個
かぼちゃ 小1/4個
小豆の水煮缶 1缶(200g)
みそ 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
だし汁 2カップ

  1. 茄子、かぼちゃは1㎝くらいの食べやすい大きさに切る。
  2. 鍋にかぼちゃとだし汁を入れ煮る。
  3. かぼちゃに竹串が通るくらいになったら、茄子と小豆の水煮缶を加え煮る。
  4. あくを取りながら煮て、あくがなくなれば、みそ、しょうゆで味をつけひと煮立ちする。
    ※火を入れすぎると、茄子や小豆が煮 崩れします。
2018年07月01日